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執筆者の写真宮城和彦

歯科用マイクロスコープで見える世界



当院には、歯科用マイクロスコープという装置があります。

マイクロスコープとは、いわゆる顕微鏡です。

口の中を拡大して見ることができます。


拡大率はなんと肉眼の約3倍〜20倍!

お札に隠された文字なんかも簡単に見ることができます。

画像は千円札です。

ぜひ、隠された「ニ・ホ・ン」の文字を探してみてください。



マイクロスコープはさまざまな場面で使われますが、当院では特に以下の4つのような場面で使うことが多いです。


細かい部分の診査をするとき

むし歯の治療を行うとき

③歯の神経の治療を行うとき

④細かい歯石を取るとき


拡大した視野の下では、肉眼では見えていなかった問題が見えてきます。

きれいに治療を終えたつもりでも、マイクロスコープを使って改めて見てみると、段差があったり取り残しがあったりします。

それを修正しようとするとさらに時間がかかります。

見えれば見えるほど、色々と気になってしまうものです。



そこまでしなくても良いと思われる方もいるかもしれません。

治療時間はなるべく短い方が良いというのも一つのご意見だと思います。

しかし私たちは、一つ一つの治療を丁寧に行うことが口の中の健康を長く保つ上でとても重要であると考えています。

時間をかけて、診査・診断・治療を行うことが大切で、そのためにマイクロスコープがとても役に立つのです。


歯は一生使うものです。

今だけでなく生涯にわたってお口の健康を保つために、時間をかけた丁寧な診療を行いましょう。

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