おかげさまで当院は近隣の方から、”沖縄風の歯医者さん”と認識されているようです。
初診で来られた方とお話しする時は、
「先生は沖縄出身ですか?」
と聞かれることがよくあります。
私は実は沖縄出身ではありません。
両親が沖縄出身で、私自身は東京出身で、浜松には大学を卒業してから臨床研修医として来て、奈良に行って大阪に行ってと、全部話しているとややこしくなってしまいます(^^;
出身ではないですが、沖縄を好きな気持ちでこのような歯科医院にしました。
正面の看板の横にはシーサーが鎮座しています。
シーサーのオスとメスの区別には諸説あるのですが、
口が開いているのがオス、口を閉じているのがメスとしていることが多いようです。
オスは口を大きく開けて、魔物から家を守る、
メスは口をしっかり閉じて、呼び込んだ福を逃さない、とのことです。
医院の中の総数を数えたことはないですが、20匹ぐらいはいる気がします。
小児の診療室や洗面台、玄関右の仕切りなどには、琉球ガラスが使われています。
琉球ガラスとは、沖縄本島を中心に生産されるガラス工芸品で、鮮やかな色や、表面のでこぼこした感じが特徴です。
玄関の琉球ガラスは、宮國次男さんに制作していただきました。
宮國さんは、厚生労働省によって卓越した技能者に贈られる、「現代の名工」に2016年に選出されています。
優しくゆったりとして、かつ力強さもあるガラスは医院の雰囲気を作ってくれています。
キッズスペースにも沖縄を感じるものがたくさんあります。
ぬいぐるみはジンベイザメのもので、
シーサーが主人公の歯磨きの絵本があり、
沖縄の観光案内本(るるぶ)までご用意があります。
沖縄の雰囲気で癒されたい!という方は、
まず手軽に当院でのんびりされてはいかがでしょうか?