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Image by Roby Allario

PERIODONTAL TREATMENT

歯周病治療

‐歯周病‐

​歯周病とは、歯を支える歯ぐきや骨に炎症が起こる病気です。原因は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)の中にいる細菌です。はじめは歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きすると出血したりしますが、痛みが少ないため気付きにくい病気です。そのまま放置すると、歯を支える骨が少しずつ溶けて歯がぐらつき、最後には歯が抜けてしまうことがあります。また、口臭が強くなったり、食べ物が噛みにくくなったりなど口の中にもさまざまな影響を及ぼします。そして歯周病は、日本人が歯を失う理由の第一位であるため気を付けなければいけない病気です。

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公財)8020推進財団、第2回永久歯の抜歯原因調査(2018)

また、歯周病は口の中だけの病気ではありません。歯周病の細菌や炎症による物質が血液の流れに乗って、全身に広がることで、体にも影響を与えることがあります。特に、糖尿病や心臓の病気、脳の病気、誤嚥性肺炎などとの関係があることがわかっています。

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‐歯周病の原因‐

1.プラーク(歯垢)

歯周病の最も重要な原因はプラークです。プラークは歯の表面に付着する細菌の塊で、歯周病菌が増殖すると毒素や炎症を引き起こす物質を産生します。その結果、歯ぐきに炎症(歯肉炎)が起こり、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が破壊され、最終的には歯が抜けてしまいます。

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​2.喫煙

喫煙は歯周病の最も重要な危険因子の1つです。タバコに含まれるニコチンなどの成分は歯ぐきの血流を低下させ、免疫機能や組織の修復能力を低下させます。そのため、歯周病が進行しやすく、治療後の治癒も遅くなります。また、喫煙者では歯ぐきからの出血が少なく見えることがあり、病気の発見が遅れることもあります。

3.糖尿病

糖尿病は歯周病の代表的な全身的危険因子です。血糖コントロールが不良だと免疫機能が低下し、細菌に対する抵抗力が弱まるため、歯周病が悪化しやすくなります。また、歯周病による慢性炎症は血糖コントロールを悪化させるため、糖尿病と歯周病は互いに悪影響を及ぼし合う関係にあります。

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4.咬合(咬み合わせ)

強い咬合力それだけで歯周病を引き起こすわけではありません。しかし、歯周病によって弱くなった歯周組織に過大な力が加わると、歯を支える組織への負担が増え、歯周病の進行を助長することがあります。そのため、必要に応じて咬み合わせの調整などが行われます。

5.遺伝

歯周病には遺伝的な要因も関与します。同じようにプラークは付着していても、炎症の起こりやすさや進行の速さには個人差があり、免疫​反応に関わる遺伝的な違いが影響すると考えられています。ただし、遺伝だけで歯周病になるわけではなく、適切な口腔清掃により発症や進行のリスクを減らすことができます。

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‐歯周病治療の流れ‐

当院では、メディカルトリートメントモデル(MTM)の流れに沿った歯科診療を行っております。

初めて来院いただいてから、メインテナンスに至るまでの流れを以下に示します。

初診検査

​結果説明

初期治療

SRP
 

歯周外科治療

再評価

メインテナンス

MTMについて詳しく
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歯周病の検査では、歯周ポケット・歯の動揺・歯ぐきからの出血・骨吸収を見ています。​

SRP

​スケーリング・ルートプレーニング

歯周病が進行すると、歯周ポケット内にプラークや歯石が溜まり、歯ブラシでは取り除くことができません。

​SRPは、専用の器具を用いて歯周ポケット内の歯石や細菌を取り除き、歯の根面をなめらかにする治療です。

​根面が綺麗になることで歯ぐきが引き締まり、炎症が改善し、歯周ポケットが浅くなることが期待できます。

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歯周外科治療

SRPを行っても改善が難しい深い歯周ポケットや歯の根の奥深くに歯石が残っている場合には、歯周外科治療を行うことがあります。

歯ぐきを一時的に開いて歯根を直接確認しながら、見えない部分の歯石や感染した組織を丁寧に取り除きます。必要に応じて、失われた歯を支える骨や歯周組織の再生を目指す「歯周組織再生療法」を併用することもあります。

​歯周外科治療を行うことで炎症をしっかり改善し、歯周病の進行を抑え、大切な歯を長く残せる可能性が高まります。

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​歯周病の治療

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初期治療では、セルフケアの質を高めることを目的に、担当の歯科衛生士と一緒に正しい歯磨き方法や補助清掃用具の使い方を身に付けていただきます。担当の歯科衛生士がセルフケアの質の向上を確認できたら、次のステップへと進みます。

歯周病が進行している場合は、歯周ポケットの深い部分に歯石が付着していることがあります。そのような場合は、下記のような治療を行います。

※歯周病​が軽度の場合は、下記の治療が必要ないこともあります。

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​歯周病の予防

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歯周病の予防で最も大切なのは、毎日の丁寧な歯磨きです

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​歯周病の最も重要な原因はプラーク(歯垢)です。プラークにより歯ぐきに炎症が起こり、歯槽骨が破壊されます。そのため、毎日の歯磨きでしっかりプラークを除去する必要があります。

​また、歯周病の予防には生活習慣の改善も重要です。禁煙やバランスのいい食生活はもちろん、就寝中の食いしばりや歯ぎしりによる歯や歯周組織への負担を軽減するために、必要に応じてナイトガードを使用することも有効です。

セルフケアが重要、メインテナンスはそれを補うもの

治療が終わってからが本当のスタートです。

歯周病は治療によって改善しても、再発しやすい病気です。

​歯周病を予防するうえで最も大切なのは、毎日のセルフケアです。お口の中を清潔に保つことが再発予防につながります。

​しかし、毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れもあるため、定期的なメンテナンスも欠かせません。セルフケアと歯科医院での専門的なケアを組み合わせることで、歯周病の再発を防ぎ、大切な歯を長く守ることができます。

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