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当院の滅菌処理について

更新日:2020年1月7日


安全な歯科治療を行う上で、器具の適切な滅菌処置は欠かせません。

様々な滅菌を行う機械がありますが、実は滅菌のレベルには違いがあります。

Lisa 滅菌サイクル

小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ規格というものがあります。

EN13060と呼ばれるこの規格では、小型高圧蒸気滅菌器の性能要件とそれに付随するテスト方法が規定されており、その結果により、クラスB、クラスS、クラスNという3種類の滅菌レベルに分類されます。

血液や体液と接触する可能性のある材料や器具には様々な形状のものがあり、それらに対応した滅菌レベルの滅菌器を使う必要があります。

滅菌のレベルは、N→S→Bの順に高くなり、唯一クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、二重包装)を滅菌できるとされています。

埋伏歯抜歯や歯周外科処置、インプラント埋入など当院では多くの外科的処置を行なっております。

患者様に安心して治療を受けていただけるよう、滅菌器に関しましてはEN13060クラスBの基準を満たした、白水貿易社の「Lisa」という滅菌器を導入しています。

滅菌というものは目に見えないものですが、見えないものを丁寧に行うことが医療の質の向上につながると考えています。


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