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自分を担当してくれる歯科衛生士を持つこと

更新日:2023年1月14日


皆さんは歯医者が好きですか?

2013年の@niftyのニュース記事によると、歯医者が好きな人はわずか7%、嫌いな人が61%というアンケート結果だったそうです。



歯医者が嫌いという人の理由を見てみると、


・治療が痛い

・音が嫌い

・治療期間が長い

・歯医者の治療で怖い思いをした


など、ほとんどが治療によるマイナスイメージを持っているようでした。


治療は歯医者さん、正確に言うと、「歯科医師」が行います。

回転する器具を使って、「キーン」と歯を削るのは歯科医師です。

「歯医者が嫌い」という方は、きっと「歯科医師による治療が嫌い」ということではないでしょうか。


さて、歯科医院には「歯科衛生士」という人がいます。

歯科衛生士免許という国家資格を持った人間です。

歯科衛生士法第一条には下記のように記されています。


第一条 この法律は、歯科衛生士の資格を定め、もつて歯科疾患の予防及び口くう衛生の向上を図ることを目的とする。


歯科衛生士とはお口の病気予防におけるプロフェッショナルなのです。


歯科医師による治療が嫌いであれば、治療が必要ない状態を保つことが大切です。

自分自身の管理でそれが達成できれば問題ありません。

しかし、現代的な生活を行う中でどうすればお口の病気の発生を防げるのか、自分だけで判断し実行するのはとても難しいことです。

そこで、歯科衛生士にアドバイスをもらうことがとても有効なのです。


そして、より効果的に予防するためのポイントがあります。

それは、「自分を担当してくれる歯科衛生士を持つ」ということです。

口の中の環境は人それぞれです。

皆が同じ方法で予防をしようとしても上手くいきません。

あなたにはあなたのリスク、そして気をつけるべきポイントがあるはずです。

それをきちんと把握している歯科衛生士さんを持つことが、あなたの病気を予防する上でとても効果的なのです。


また、お口の中のリスクというのは時間が経つと変化していきます。

むし歯になりやすい時期、歯周病になりやすい時期、ライフスタイルが変化した時期。

様々な背景を考慮しながら、必要な指導、場合によってはトレーニングを行ってもらうことが、歯科衛生士との関わりの中で大事なのです。


担当がコロコロ変わってしまうのでは、あなたのお口の中のことをきちんと把握できていないかもしれません。

もちろん歯科衛生士も様々な事情で担当を変更することはありますが、その際はきちんと引き継ぎを行い、お口の状態を把握してもらうことが大切です。


もしあなたの「歯医者が嫌い」が、「歯科医師の治療が嫌い」だとしたら、歯科衛生士に病気の発生を防いでもらうというのはグッドアイデアです。

歯医者が嫌いだから歯医者に行く。

「歯科医師の治療」が嫌いだから、「歯科衛生士の予防」で守ってもらう、というのはいかがでしょうか。


予防歯科を実践できる担当歯科衛生士を持つことは、あなたのお口の健康にとってとても有意義であると言えますよ。

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